女流建築家と家族のくらし
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小さな緩衝帯

コロナウィルスの流行で、世界や世の中が自粛を続ける今、疲れやストレスが溜まって緩みが出てきつつあるという報道を目にします。

 

高齢者を抱えていますので、現場や生活必需品の買い物以外は立ち寄らないよう、暮らしをコンパクトにしていますが、個人的にはまだまだ緩めずに続けたいと思います。

 

私のような個人事務所だったり、行動範囲をスケールダウンできる立場の人は、可能な限り小さく過ごすことでささやかな緩衝帯になれるのではないかと考えています。

 

小さな子どもが居たり、人と接するお仕事や出歩かなければならない方も現実にはたくさんおられる中で、ところどころで流行の流れを緩くする堰のような役割になれたらいいなという思いです。

 

同時に、どれほどコンパクトに過ごしても、感染のリスクは常にあるだろうとも思います。

 

この機会に、非常時の日常を支える住宅のあり方について自ら感じながら、もうしばらく小さな緩衝帯を続けることにします。