元旦の夜に図面を描いている。
昨年は模型とプレゼンに終始した一年だった。
今年は毎日かならず図面に向かいたい。
年々用務が重なるにつれて、図面に向かう時間が少なくなってきた。
図面に向かわなくても業務はきちんと進行している。むしろ、図面作業以外のことのほうがプロジェクトの進行にしめる比重は大きい。
しかし、建築家が直接作る最終成果物はやはり図面である。
自分が生涯に描く図面は合計何枚になるのだろうか?
そのうちの一枚を描いているのだと思うと心が引き締まる。
原点に帰って図面を描く時間を大切にしたい。