女流建築家と家族のくらし
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雪の大晦日
大晦日に雪がふりました。

2004年の大晦日を思い出しました。
あのときは雪だるまができるほどでしたが
今日はそれほどでもなさそうです。

2004年の大晦日

くわい
いよいよ歳の瀬、ささやかですがお正月準備をしています。
お正月によくいただくクワイですが
福山は全国トップの産地で、近くのスーパーにいけば
1パック400円弱で売られています。
我が家ではもっぱら素揚げにします。


ほくほくして美味!
ビールのお供にしたらあっという間。

この他にもレシピがあります。
小学校の給食にも出るそうです。
低学年の時、
「今日の給食にオタマジャクシのからあげがでた」
というのを聞いて大笑いしました。

息子の手料理
冬休み初日に息子が朝食を作ってくれました。
ハム・チーズ・マヨ・トーストは絶妙の焼き加減で美味しかった。


香川漆器
日曜日に乃村工藝社時代の友人一家が高松から来てくれました。
ご夫妻は私たち夫婦と同年に結婚され、大阪を離れ高松と福山になって
も親しくしていただいています。
私の知る限り最も優秀な営業マンであるご主人にはとてもお世話になり、
奥様はかつて私の在籍するデザイン部で事務をしてくださっていました。

彼女から香川の漆器をいただきました。
クラフト・アリオカの猪口とのみ打皿です。

高松出身の私は香川漆器には格別な思いがあります。
19才で高松を出る時、実家で使っていた独楽の盆を母に持たせてもらい
30年使い続けています。結婚してすぐに自分で象谷の茶托を買い、もう
13年使っています。

使い込むほどに味わいの出る普段使いの漆器は、郷愁とともに時の流れ
を感じさせてくれます。
備前出身の彼女が讃岐人となり、讃岐出身の私が備後人になっている。
それぞれの人生が時間とともにその地にしみてゆくような気がしました。

建築のしくみ
後期から、福山市立女子短期大学で建築一般構造という科目の
非常勤講師をしています。平たく言えば主な建築の構造の特徴
について勉強する科目です。
講義では建築のしくみという本を教科書に使っています。



住吉の長屋(鉄筋コンクリート壁構造)
サヴォワ邸(鉄筋コンクリートラーメン構造)
ファンズワース邸(鉄骨構造)
白の家(木造軸組構造)

建築分野の人間なら誰でも知っているこの名作建築4点を
通して、構造を学ぶという主旨の教科書です。
模型を作ってから勉強するという構成がわかりやすく、
頭と手を動かして学ぶということが建築の原点でもあり、
とてもよくできていると思って採用しました。
教科書にしては少々高いと感じるかもしれませんが、
自分の原点として一生大切に出来る書籍だと思います。
学生にも好評で、よかったです。

まずは壁式の代表住吉の長屋の模型制作から始めました。
建築の専門的な学科にもかかわらず他のコースの学生も
多く受講してくれて戸惑いましたが、彼女達の物づくりに
向かう心意気を感じつつ講義をしています。

先週は住吉の長屋の模型提出締め切り日でした。
講義の終わった後、採点のために整然と並べた模型を見て
清々しい気持ちがしました。

クリスマスイルミネーション
ひろばのクスノキにクリスマスのデコレーションをしました。


玄関もはなやかに。
クリスマスコンサート
福山キリスト教会でクリスマスコンサートが開催されます。
お時間のある方はぜひお越し下さい。

第4回福山建築文化セミナー報告
 第4回福山建築文化セミナーはみなさまのおかげで200人を超える来場者をお迎えすることができました。
受付前には川崎氏デザインのフォリスTV

3面のスクリーンでの講演の様子
オープニングの美しい映像にこころを打たれた人は多かった事でしょう。