大学の夏休みも終わろうとしていますが、今年ははじめてオープンデスクを募集し、5人の女子学生が2週間づつ来てくれました。
ポリテクカレッジ島根、呉工専、名古屋市立大学、広島大学と様々なところからの応募があり、出身地や建築や設計の道を選択した動機が異なる人たちが、縁あって私の事務所へ来てくれたことを嬉しく思います。
現実の社会に触れ、それによって自分と向き合い、もがき苦しみながら模索し、大人への階段の一段目をあがる姿を見て、心から美しいと思いました。
全員に共通して教えた事は、もう自分たちは社会の一員である事。
そしてできるだけ早く大人になり、社会の役に立たねばならぬ事。
そのためには積極的に大人と多く関わっていく機会をつくることが必要で、オープンデスクはとても重要な意義があったと思います。
来年も引き続き募集を続けていきます。
JIAのHPなどを参考にしてください。
来月からは福山市立女子短期大学の非常勤講師をつとめることになりましたが、また新しい出会いがあることを楽しみにしています。
建築を志し、家庭と仕事を両立させることは容易い事ではないけれど、きっと自分なりのやり方があるはずだと信じて勉強をつづけてください。