是非ご来場ください。
お手数ですが、直接のご面会を希望される方は事前にご連絡ください。
(InstagramのDM、メール、携帯への直接のお電話でも構いません。)
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今日は人間の身体を建築に例える事でちょっと自論を展開させてください。
腱鞘炎はペンタブレットでのクリックドラッグによって図面を描くという動作の、長年にわたる疲労の蓄積が原因でした。
バネ指というこの症状は、身近な知り合いにも、美容師さん、花屋さん、自宅で農作業をする方々にも見られる事を、自分がなってみて初めて知りました。40〜50代の頑張り屋さんの女性ばかりです。
近ごろは、健康診断などで内臓の病気には気をつけるようになって来ましたが、まだ現役でバリバリ仕事をしていると、筋肉系のことはついおろそかになりますね。
私なりの理屈ですが、次のように身体を建築に例えてみました。
内臓は設備系
筋肉骨格は構造系
メンタルは計画系
ではないかと考えています。
設備系である内臓はライフラインですから、日常生活に直接の影響が出ます。水道や電気が止まったり、下水が詰まったり、真夏にエアコンが壊れたりするのは、熱が出たり、おなかを壊したりなどのトラブルと同じですぐに対処しますよね。
でも、ちょっと肩がこった、指が痛い程度ならだましだまし使ってしまいます。建具の建てつけが少し悪かったりしても住宅なら使い続けてしまいます。でも、そのまま使い続ける事で、長いこと経ってからその影響が出てしまう。
バネ指もそんな感じかなと思いました。
特に筋肉量の少ない女性に多いのも、負担が大きいせいだそうです。
たしかに女性を木造に例えると男性はRCくらいの剛性がありますね。
と、そんなこの頃に、偶然ですが、最近、五年前以上の作品の施主様からメンテナンスのご依頼が多くなりました。
建築も時々気にかけてなければいけないわけですから、自分の体の構造系にも少し気をつけていこうと思いました。
]]>私の作品は映える事を目的にしていないので、どのくらい受け入れていただけるかわかりませんが、写真集的なホームページと、記事として書くブログの中間的な位置付けになれば良いなと思っています。
ホームページの作りがもともと沢山の写真をメインにしているので、そちらの写真に纏わる解説などを混えて、過去の作品を綴っていきます。
作品たちがメンテナンスの時期を迎えた事もあり、近況も含めて見ていただければと思います。気に入っていただければフォローをお願いします。
↓インスタグラムはこちらから
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福山市立大学の設計製図1の授業の一環として、オープンハウス中の最新作「畑の家」で見学解説をしました。今年の課題のテーマは最小限の家です。最小限をテーマにした「畑の家」を体感して、何がどのように最小限なのかを模索しつつ見学しました。
建築の本格的な演習を始めたばかりの若者達ですが、哲学的な課題に取り組む姿勢が清々しいです。
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ゆったりとした敷地にこぢんまりと建つ住宅には、
隣接する畑で農作業をされるご両親との時間を持つ
屋外の居場所「畑の間」があります。
室内はオーバーハングする家具のようなロフトを持
つ1LDKで。住み手にとって必要な機能だけを備えた最小限の住宅です。
オープンハウスには大勢の方がご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。
ありがとうございました。
]]>社会情勢に合わせてリモートでの現場監理をしています。
現場の皆様の健康と安全に気をつけて、体温測定や昼食の取り方など具体的に指示を出しています。
進行状況は毎日写真で送ってもらい、どうしても立ち会いが必要な場合だけ現場に行くことにしています。
思えば昨年の今ごろはライステラスの家の引き渡し直前で、ドタバタしていたことを遠い昔のことの様に感じたりします。
毎日朝から晩まで立ち会い、具体的に指示を出していました。大変難易度の高い現場でしたのでそれも止むなしでしたが、今年だったら無理だったと思います。
当時から続けていることは、施工図の24時間以内のチェックバックです。
これは設計を続ける限り守りたいと思っています。現場の皆様へのリスペクトと自分の描いた意匠図の責任です。
ただ、毎週行っていた工程会議は形を変えることにしました。
月間工程の更新と決定事項の確認は毎週行いますが、顔を合わせての会議はやめました。
それで気づいたことがいくつかあります。
会議だと、その場の発言力の大きい人の意見に左右されることがありますが、メール、LINE、電話でのリモートワークだとその様なことがなくなり、それぞれの立場の人が冷静に思考して発言できるというメリットがあると感じました。
建築現場では、やはり現物を見て立ち会って確認ということが必須だと思ってきましたが、できるだけ立ち会わずにことを進めるにはどうしたらいいかを考えることで、図面や連絡の精度に皆が気をつける様になったのです。人と物をできるだけ動かさずに状況を把握して適切な判断を下すためのスキルが向上していると感じています。
困難な状況がまだしばらく続きますが、総力をあげて対応していくことで得るものもまた大きいと感じています。
現場の皆様の頑張りに敬意を払いながら、できる限りの工夫でこの時期を乗り切っていこうと思います。
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高齢者を抱えていますので、現場や生活必需品の買い物以外は立ち寄らないよう、暮らしをコンパクトにしていますが、個人的にはまだまだ緩めずに続けたいと思います。
私のような個人事務所だったり、行動範囲をスケールダウンできる立場の人は、可能な限り小さく過ごすことでささやかな緩衝帯になれるのではないかと考えています。
小さな子どもが居たり、人と接するお仕事や出歩かなければならない方も現実にはたくさんおられる中で、ところどころで流行の流れを緩くする堰のような役割になれたらいいなという思いです。
同時に、どれほどコンパクトに過ごしても、感染のリスクは常にあるだろうとも思います。
この機会に、非常時の日常を支える住宅のあり方について自ら感じながら、もうしばらく小さな緩衝帯を続けることにします。
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岡山県浅口市の資料を遡ると、昭和23年よりも前から平成25年までの長きにわたり敷地周辺は棚田でした。しかし5年前に住宅地として造成されてからはそのような歴史が視界から消え去りました。
この敷地に住宅を建築するにあたり、外構を棚田に見立てることで土地の記憶を追想し、景色の一部を復元したいと考えました。外構だけにとどまらず棚田の石積みは室内まで侵入し、高低差がもたらす多様な居場所を生活空間の中に形作ります。
石積みと焼杉を際立たせる3つ目の素材として、今回あらたに杉の柱材が生み出す革新的な意匠に取り組みました。角材そのものが連続することで構成される塀、円弧状の配列による棚田との諧調、無作為に並ぶ列柱の作り出す室内空間など多くの場面で、角(かど)がつくる陰影を意匠の基調としています。
一つ一つの角度を吟味し、配列を繰り返し検証し、もっとも効果的だと考えた配置にしています。日本人にとって最も身近な素材である杉材の持つ新たな表現力を、緻密な計画と高い施工技術によって具現化することができました。
設計・監理:後藤亜貴建築設計事務所 後藤亜貴
施工:大和建設株式会社 池田 高志 門田 均 荒木 宏美
棟梁:棗田建工 坂之上 直毅
構造設計:西建築設計 西 伸介
照明設計:studio tanbo 池畑 善志郎
造園:後藤亜貴建築設計事務所+さとう誠雅園 佐藤吉郎
キッチン:松岡製作所 松永亜希子
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どのコーナーもたくさんの生徒や先生が多くの思い出を残してくださるように願っています。
]]>長い間お待たせして完成した小中高一貫校のアメニティースペースが本日お披露目となりました。
先生方、生徒や保護者の皆様が楽しんで活用してくださいました。いずれ、活用の様子を撮影させていただくつもりです。
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会期も長いですのでぜひお越しください。
会場は福山市中央図書館内の閲覧室の一角です。
(ローズコムのロビーではありませんのでご注意ください。)
2月12日(月・祝)にはトークセッションも行います。
こちらは3階の集会室です。
今回の5つのテーマに沿って5名の建築家が作品について解説します。
展示では表現しきれない設計の背景などを知っていただく機会になるとおもいますので
ぜひご参加ください。申込不要、入場無料です。
定員60名ですが、ゆとりがありますので立ち見OKです。
]]>大学一年の夏休みで帰省した息子が、運転免許をとりました。初心者マークが眩しく映ります。
長い子育ても終わり、春から建築に没頭していましたが、建築家人生も初心に返ろうと思わされる初々しさです。
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You-Tubeの動画ラジオでもみていただけます。
再放送は12月10日土曜日のAM11時からです。
作品はもちろん、建築に関する様々な思いや学生の育成についてもお話ししてきました。
残念ながら、動画ラジオではリクエスト曲は流れません。
こちらからお聞きいただき優しい歌声と懐かしいピアノの音に癒されてください。
キャロル キング 君の友達 You've Got A Friend / Carole King
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このたび、インナーテラスの家が中国建築大賞住宅部門の優秀賞を受賞しました。
先日石見で行われた表彰式に行ってまいりました。
内藤廣さんや一般建築の特別賞を受賞された日建設計の江副さんから、グラントワで使用された瓦や米子公会堂のタイルのお話をお聞きしながら散策した町並みは格別でした。
またいいものを作ろうと思える節目になりました。
施主様、工事に関わったすべての皆様に感謝します。
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