女流建築家と家族のくらし
<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
畑の家での授業

 

 

福山市立大学の設計製図1の授業の一環として、オープンハウス中の最新作「畑の家」で見学解説をしました。今年の課題のテーマは最小限の家です。最小限をテーマにした「畑の家」を体感して、何がどのように最小限なのかを模索しつつ見学しました。

建築の本格的な演習を始めたばかりの若者達ですが、哲学的な課題に取り組む姿勢が清々しいです。

「畑の家」オープンハウスのお知らせ

この度、当事務所の設計による住宅が竣工しました。
施主様のご厚意により見学会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
お忙しいところ恐縮ですが、ぜひともご覧いただきたいと思います。

 

 

 

ゆったりとした敷地にこぢんまりと建つ住宅には、
隣接する畑で農作業をされるご両親との時間を持つ
屋外の居場所「畑の間」があります。
室内はオーバーハングする家具のようなロフトを持
つ1LDKで。住み手にとって必要な機能だけを備えた最小限の住宅です。

駐車場の番号は当日お伝えします。
現地では注意事項を守ってご覧ください。

 

日時:2020年7月4日(土)5日(日)

   10:00〜18:00

場所:福山市大門町三丁目36-3

当日連絡先 後藤亜貴建築設計事務所

   tel.090-2298-7235

 

リモートワーク

現在、住宅のプロジェクトが工事の大詰めを迎えています。

社会情勢に合わせてリモートでの現場監理をしています。

現場の皆様の健康と安全に気をつけて、体温測定や昼食の取り方など具体的に指示を出しています。

進行状況は毎日写真で送ってもらい、どうしても立ち会いが必要な場合だけ現場に行くことにしています。

 

思えば昨年の今ごろはライステラスの家の引き渡し直前で、ドタバタしていたことを遠い昔のことの様に感じたりします。

毎日朝から晩まで立ち会い、具体的に指示を出していました。大変難易度の高い現場でしたのでそれも止むなしでしたが、今年だったら無理だったと思います。

 

当時から続けていることは、施工図の24時間以内のチェックバックです。

これは設計を続ける限り守りたいと思っています。現場の皆様へのリスペクトと自分の描いた意匠図の責任です。

 

ただ、毎週行っていた工程会議は形を変えることにしました。

月間工程の更新と決定事項の確認は毎週行いますが、顔を合わせての会議はやめました。

 

それで気づいたことがいくつかあります。

会議だと、その場の発言力の大きい人の意見に左右されることがありますが、メール、LINE、電話でのリモートワークだとその様なことがなくなり、それぞれの立場の人が冷静に思考して発言できるというメリットがあると感じました。

 

建築現場では、やはり現物を見て立ち会って確認ということが必須だと思ってきましたが、できるだけ立ち会わずにことを進めるにはどうしたらいいかを考えることで、図面や連絡の精度に皆が気をつける様になったのです。人と物をできるだけ動かさずに状況を把握して適切な判断を下すためのスキルが向上していると感じています。

 

困難な状況がまだしばらく続きますが、総力をあげて対応していくことで得るものもまた大きいと感じています。

現場の皆様の頑張りに敬意を払いながら、できる限りの工夫でこの時期を乗り切っていこうと思います。

ライステラスの家オープンハウス

この度、当事務所の設計した住宅が完成しました。施主様のご厚意によりオープンハウスを開催しました。

 


 岡山県浅口市の資料を遡ると、昭和23年よりも前から平成25年までの長きにわたり敷地周辺は棚田でした。しかし5年前に住宅地として造成されてからはそのような歴史が視界から消え去りました。


 この敷地に住宅を建築するにあたり、外構を棚田に見立てることで土地の記憶を追想し、景色の一部を復元したいと考えました。外構だけにとどまらず棚田の石積みは室内まで侵入し、高低差がもたらす多様な居場所を生活空間の中に形作ります。


 石積みと焼杉を際立たせる3つ目の素材として、今回あらたに杉の柱材が生み出す革新的な意匠に取り組みました。角材そのものが連続することで構成される塀、円弧状の配列による棚田との諧調、無作為に並ぶ列柱の作り出す室内空間など多くの場面で、角(かど)がつくる陰影を意匠の基調としています。


 一つ一つの角度を吟味し、配列を繰り返し検証し、もっとも効果的だと考えた配置にしています。日本人にとって最も身近な素材である杉材の持つ新たな表現力を、緻密な計画と高い施工技術によって具現化することができました。

 

設計・監理:後藤亜貴建築設計事務所 後藤亜貴
施工:大和建設株式会社 池田 高志 門田 均 荒木 宏美
棟梁:棗田建工 坂之上 直毅
構造設計:西建築設計 西 伸介
照明設計:studio tanbo   池畑 善志郎
造園:後藤亜貴建築設計事務所+さとう誠雅園 佐藤吉郎
キッチン:松岡製作所 松永亜希子

 

銀河学院コミュニティースペース

アメニティースペースと同様に校舎の間の通路にも居場所を設けました。杉の一等材を組み合わせて作ったシンプルな構造ですが、天蓋をつけることでフレームになり、そこに誰かが居ることが景色になります。さっそく宿題をしたり休憩したりしていました。

 

さまざまなコミュニケーションがレイヤーを重ねるように連なるベンチと、並行する通路。通路を挟んだ左の食堂からも、ガラス越しに見えます。「居場所を通りすがる」という何気ない日常行動の中に、新しい交流が生まれる事を期待しています。

 

旧赤坂遊園から移植した歴史のある梅の木を囲むベンチです

 

2本の木を囲むコーナー

 

どのコーナーもたくさんの生徒や先生が多くの思い出を残してくださるように願っています。

銀河学院アメニティースペース

 

長い間お待たせして完成した小中高一貫校のアメニティースペースが本日お披露目となりました。

先生方、生徒や保護者の皆様が楽しんで活用してくださいました。いずれ、活用の様子を撮影させていただくつもりです。

 

通常時の様子
もともとは校舎の連絡部分に位置する単なる通路空間だった場所を、通路機能を残しつつ、授業にも放課後も活用できる場所としてリノベーションしました。通常時はテーブルを中央に集め、読書やミーティングをしながらも、その脇を通り抜ける通路を兼ねた使い方をします。

 

デニムのスツールと人工芝の丘を組み合わせた休憩スペース。生徒が読書をするのはもちろんのこと、小さな子連れの保護者は ここで乳幼児を遊ばせながら授業を参観出来ます。

 

公開授業でも使用します。スクール形式の配置の時は机を分散します。
見学者は教室移動の途中で開かれた授業を参観できます。

 

 

 

neo-bingo建築展

本日より建築展を開催しています。

会期も長いですのでぜひお越しください。

会場は福山市中央図書館内の閲覧室の一角です。

(ローズコムのロビーではありませんのでご注意ください。)

 

2月12日(月・祝)にはトークセッションも行います。

こちらは3階の集会室です。

今回の5つのテーマに沿って5名の建築家が作品について解説します。

展示では表現しきれない設計の背景などを知っていただく機会になるとおもいますので

ぜひご参加ください。申込不要、入場無料です。

定員60名ですが、ゆとりがありますので立ち見OKです。

ラジオ出演のお知らせ

エフエムふくやまで小林史明さんがパーソナリティーをされている「あなたの出番です」というラジオ番組に出演しました。

You-Tubeの動画ラジオでもみていただけます。

再放送は12月10日土曜日のAM11時からです。

作品はもちろん、建築に関する様々な思いや学生の育成についてもお話ししてきました。

動画ラジオ「あなたの出番です」2016年12月5日

 

残念ながら、動画ラジオではリクエスト曲は流れません。

こちらからお聞きいただき優しい歌声と懐かしいピアノの音に癒されてください。

キャロル キング 君の友達 You've Got A Friend / Carole King

 

中国建築大賞住宅部門優秀賞受賞

とてもご無沙汰してしまいました。

このたび、インナーテラスの家が中国建築大賞住宅部門の優秀賞を受賞しました。

先日石見で行われた表彰式に行ってまいりました。

内藤廣さんや一般建築の特別賞を受賞された日建設計の江副さんから、グラントワで使用された瓦や米子公会堂のタイルのお話をお聞きしながら散策した町並みは格別でした。

またいいものを作ろうと思える節目になりました。

施主様、工事に関わったすべての皆様に感謝します。

 

松永東保育所竣工
松永東保育所が完成しました。
落成式のパンフレット用に上田宏さんがサンプルで仕上げてくださいました。
残りのカットはあとのお楽しみに。

丸い外観が象徴的なエントランス
sample06_F8G0785.jpg
園庭側
sample05_F8G0462.jpg
sample04_F8G0422.jpg
保育室
sample01_F8G0899.jpg
多目的ホール
sample03_F8G0295.jpg

障害児のための屋上園庭
sample02_F8G0232.jpg